三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(日経225)

 

 

三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(日経225)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(日経225))は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

SMBC・DCインデックスファンド(日経225)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(225・マザーファンド)を通じて行われます。225・マザーファンドはインデックスファンドであるため、SMBC・DCインデックスファンド(日経225)もインデックス型の運用になります。

 

SMBC・DCインデックスファンド(日経225)の交付目論見書(2023年2月8日)はこちら

SMBC・DCインデックスファンド(日経225)の交付運用報告書(第3期:2022年11月10日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2020年7月22日
決済日毎年11月10日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1540%(税抜:年率0.1400%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

225・マザーファンドへの投資を通じて、日本の取引所に上場している株式などに投資を行い、日経平均株価(日経225)の動きに連動する投資成果を目指す。

 

特色①

マザーファンドへの投資を通じて、日本の取引所に上場している株式などに投資する。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

日経平均株価(日経225)の動きに連動する投資成果を目指す。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:✕
楽天証券取り扱い:✕
松井証券取り扱い:✕
SMBC日興証券取り扱い:✕
マネックス証券取り扱い:✕

*三井住友銀行だけ取り扱いあり

 

運用実績(2022年11月30日時点)

設定からの期間2年半(2020年7月12日~)
基準価額の増減10,000円⇒12,728円:2,728円
トータルリターン25.12%(2023年2月28日)
純資産総額24.0億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:9.5%・8.8%
2021年:18.6%・16.9%
2022年:(3.9%)(5.7%)
収益率2020年:20.9%
2021年:6.4%
2022年:(1.1%)
SMBC・DCインデックスファンド(日経225):交付目論見書より
SMBC・DCインデックスファンド(日経225):交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額24.0億円(2022.11.30)☆☆(Very Bad)
資産の流入出2020年:36百万円
2021年:1,006百万円
2022年:1,220百万円
☆☆☆(Bad)
トータルリターン3年:
5年:
設定来:9.06%
騰落率1年:(3.9%)
3年:24.2%
☆☆☆(Bad)
信託報酬0.1540%(税込)☆☆☆☆☆☆(Great)
ベンチマークとの乖離プラス1.4ポイント☆(Worst)
シャープレシオ3年:
5年:
設定来:
標準偏差3年:
5年:
設定来:

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期12,990円から当期12,469円(前年比-521円)に下落しました。
  • 純資産総額:20億円程度の極小規模のファンドです。
  • 資産の流入出:3年連続で資産が流入しています。直近2年は10億円程度の資産が流入しています。
  • トータルリターン:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。
  • 信託報酬:税込み0.1540%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークである日経平均株価(日経225)を大きく上回っています。
  • シャープレシオ:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。
  • 標準偏差:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。

 

総評

三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(日経225)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(日経225))は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式市場は、期初から2021年12月にかけては上値の重い展開となりました。2022年1月から3月にかけては下落しましたが、その後は上昇しました。2022年6月から期末にかけては一進一退の展開が続きました。

設定から2年半程度の比較的新しいファンドであるため、運用成績を正確に評価することはできません。暫定的な所感で言えば、純資産総額は20億円と心もとない数字ですが、2021年に続き2022年も安定して流入していますから、このままの勢いが続けば、数年内にはボーダーラインに乗ってくるでしょう。一方、トータルリターンは約30か月の年率が9%程度と、国内の株式を投資対象とした投資信託においては平凡な数字です。ベンチマークを上回る騰落率であることや0.1%台の信託報酬に下支えされているため、トータルリターンが低下する要素が少ないのも魅力的です。

税込み0.1%台の信託報酬というだけで、一考する価値のある商品ですが、販売会社が三井住友銀行に限られているため、インターネット証券を利用する一般的な投資家にとっては手が出にくい商品でもあります。同銀行と同じグループ会社(三井フィナンシャルグループ)の1つであるSMBC日興証券は取り扱っているものだと思っていましたが、残念ながら取り扱っていませんでした。

SMBC・DCインデックスファンド(日経225)の姉妹ファンドである三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500))および三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(MSCI コクサイ)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(MSCI コクサイ))の3ファンドに投資すると、国内株式、米国株式、先進国株式の3つの資産にバランス良く投資することができます。ファンド選びや個人のポートフォリオ構築が面倒な人は、三井住友銀行で投資用口座を開設し、前述の3ファンド資産を投げるという方法も、そう悪くない資産運用だと思います。

 

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