三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウ・インデックス

 

 

三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウ・インデックス(以下、eMAXIS NYダウ・インデックス)は、三菱UFJ国際投信株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

eMAXIS NYダウ・インデックスは、米国の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)を採用しています。そのため、米国を代表する優良な30銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

米国の株式への投資は、1つのマザーファンド(NY ダウ・インデックス・マザーファンド)を通じて行います。NY ダウ・インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、eMAXIS NYダウ・インデックスもインデックス型の運用となります。

 

eMAXIS NYダウ・インデックスの交付目論見書(2022年10月26日)はこちら

eMAXIS NYダウ・インデックスの交付運用報告書(第9期:2022年1月26日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域海外・北米
投資対象資産株式
補足分類インデックス型(アクティブ型)
投資形態ファミリーファンド
設定日2013年8月7日
決済日毎年1月26日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジなし
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.6600%(税抜:年率0.6000%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

米国の株式市場(ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)(配当込み・円換算ベース))の値動きに連動する投資成果を目指す。

 

特色①

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(配当込み・円換算ベース)に連動する投資成果を目指して運用を行う。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)
S&P Dow Jones Indicesが算出する米国の株式の株価指数です。米国の主要業種の代表的な30の優良銘柄で構成されています。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

主として、対象インデックスに採用されている米国の株式に投資を行う。

 

特色③

原則として、為替ヘッジは行わない。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

eMAXIS NYダウ・インデックスは、【LINE証券】でも取り扱っています。
LINE証券株式会社は、数百円から投資ができるとても手軽な証券会社です。

👇👇👇



 

運用実績(2022年7月29日時点)

設定からの期間9年(2013年8月7日~)
基準価額の増減10,000円⇒32,632円:△22,632円
トータルリターン△264.15%(2022年10月31日)
純資産総額362.5億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年△18.5%・△18.9%
2021年△2.8%・△3.2%
2022年△22.7%・△23.1%
収益率2018年▲7.3%
2019年△23.9%
2020年△1.3%
2021年△34.9%
2022年△5.0%
eMAXIS NYダウ・インデックス:交付目論見書より
eMAXIS NYダウ・インデックス:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額362.5億円(2022.7.29)☆☆☆☆☆☆(Great)
資産の流入出2021年:△5,476百万円
2020年:△5,291百万円
2019年:△431百万円
☆☆☆☆☆(Good)
トータルリターン直近3年:△19.40%
全期間:△264.15%
期間割:△28.81%
☆☆☆☆☆☆(Great)
騰落率直近3年:△59.67%
信託報酬0.6600%(税込)☆☆☆(Bad)
ベンチマークとの乖離2022年:マイナス0.4ポイント☆☆☆☆(Normal)
シャープレシオ直近3年:0.98☆☆☆☆(Normal)
標準偏差直近3年:19.71☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:米国の株式市場が上昇したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期23,587円から当期28,930円(前年比5,343円)に上昇しました。
  • 純資産総額:300億円超の巨大ファンドです。
  • 資産の流入出: 3年連続で資産が流入しており、流入額も大きいです。
  • トータルリターン:平均年率25%超。非常に大きなリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.6600%。インデックスファンドの中ではやや重く感じる数字です。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークであるダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)を0.4%下回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンは平均的です。
  • 標準偏差:ブレ幅はやや大きいです。リスク型資産に投資する投資信託の中では平均的な数字です。

 

総評

三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウ・インデックス(以下、eMAXIS NYダウ・インデックス)は、米国の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)を採用しています。そのため、米国を代表する優良な30銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

当ファンドの投資対象である米国の株式は、世界的なインフレや金融引締への警戒などを受けて下落する局面もありました。しかし、当期を通して堅調な経済指標や企業決算等が支援材料となりました。全体として、米国の株式市場はおおむね上昇しました。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)は、米国を代表する指数です。NASDAQ指数やS&P500指数と大きく異なるのが、指数を構成する銘柄の数です。他の2つの銘柄が100をはるかに超える銘柄で構成されているのに対し、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)は30銘柄だけで構成されています。そのため、上位10の組み入れ銘柄だけで、全体の50%以上を占めています。ただし、業種による組み入れの比率差は、S&P500指数などよりも小さいです。

運用成績は、総じて良好です。300億円間近の純資産総額に加えて、年間50億円前後の資産が流入しています。2022年には純資産総額が300億円の大台に乗るでしょう。トータルリターンは平均年率25%超と申し分ない数字です。信託報酬は税込み0.6%を超えていますが、リターンが多きため、割高と感じることはないでしょう。

同委託会社の妹分的なシリーズであるeMAXIS Slimシリーズに、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)をベンチマークとする商品がなかったこともあり、他のeMAXISシリーズとは異なり、当ファンドに目立った資産の流出は生じませんでした。組み入れ銘柄は、ユナイテッドヘルス、ゴールドマンサックス、マクドナルド、VISAなど、IT系以外の身近な会社のものも多く、愛着のある企業に投資することができます。ただし、投資比率は指数に応じて変動しやすいため、ベンチマークとの連動性もしっかり見ていく必要があります。

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA