三菱UFJ国際-つみたて8資産均等バランス
三菱UFJ国際-つみたて8資産均等バランス(以下、つみたて8資産均等バランス)は、三菱UFJ国際投信株式会社(委託会社)が発行するファミリーファンドの方式のインデックスファンドです。
つみたて8資産均等バランスは、8つの資産(国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REIT)に投資する投資信託で、ベンチマークに8つの資産を代表する指数を合わせた(8指数)合成ベンチマークを採用しています。また、8つの資産の投資比率は均等(8分の1ずつ)です。
8つの資産への投資は、8つのマザーファンド(TOPIX・マザーファンド、外国株式インデックス・マザーファンド、新興国株式インデックス・マザーファンド、日本債券インデックス・マザーファンド、外国債券インデックス・マザーファンド、新興国債券インデックス・マザーファンド、東証REIT指数・マザーファンド、MUAM G-REIT・マザーファンド)を通じて行います。8つのマザーファンドはすべてインデックスファンドであるため、つみたて8資産均等バランスもインデックス型の運用になります。
つみたて8資産均等バランスの交付目論見書(2022年9月27日)はこちら
つみたて8資産均等バランスの交付運用報告書(第5期:2022年6月27日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 内外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 資産複合 |
補足分類 | インデックス型 |
投資形態 | ファミリーファンド |
設定日 | 2017年8月16日 |
決済日 | 毎年6月25日(休業日の場合は翌営業日) |
収益配分 | 年1回 |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無期限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) | 日々の純資産総額に年率0.2420%(税抜:年率0.2200%)以内をかけた額 |
ファンドの目的
日本を含む世界各国の株式、公社債、不動産投資信託証券(REIT)市場の値動きに連動する投資成果を目指す。
特色①
各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマークに連動する成果を目指して運用を行う。
特色②
主として、対象インデックスに採用されている日本を含む世界各国の株式、公社債、不動産投資信託(REIT)に投資を行う。
基本投資比率
東証株価指数(TOPIX) 東京証券取引所市場第一部に上場しているすべての日本企業(国内の普通株式の全銘柄)を対象とした株式指数です。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものです。 |
MSCI コクサイ・インデックス Morgan Stanley Capital International(MSCI)社が算出する外国株式の株価指数です。日本を除く先進国22か国の大型株と中型株で構成されています。浮動株(市場で流通・売買されている動きのある株式)ベースの時価総額加重平均で算出しています。 |
MSCI エマージング・マーケット・インデックス 米国の調査会社Morgan Stanley Capital International(MSCI)社が算出する新興国株式の株価指数です。新興国の大型株と中型株で構成され、時価総額加重平均で算出しています。 |
NOMURA-BPI総合 野村証券が算出する日本の公社債の流通市場の動向を表す指数です。インカムゲインを考慮した時価総額加重平均で算出します。 |
FTSE 世界国債インデックス City Group Index社が算出する先進国の国債の流通市場の動向を表す指数です。もともとはCity 世界国債インデックスと呼ばれていました。 |
JPモルガン・ガバメント・ポンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ダイバーシファイド(JPモルガン・GBI-EMGD) JPモルガンが算出する新興国債券の市場動向を表す指標です。新興国の現地通貨建てで発行されている債権の時価総額を加重平均して指数化しています。 |
東証REIT指数 東京証券取引所が算出する東京証券取引所に上場している不動産投資信託(REIT)の全銘柄を対象にした指数です。時価総額に応じた組み入れ比率になるように算出しています。 |
S&P 先進国REITインデックス S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する先進国の不動産投資信託(REIT)の動向を表す指数です。REIT市場がある先進国のうち、時価総額や流動性などの基準を満たす銘柄を基準とした時価総額加重平均で算出しています。 |
特色③
原則として、為替ヘッジは行わない。
特色④
年1回の決算時(6月25日)に分配金額を決定する。
取り扱い証券会社
SBI証券 | 取り扱い:○ |
楽天証券 | 取り扱い:○ |
松井証券 | 取り扱い:○ |
SMBC日興証券 | 取り扱い:○ |
マネックス証券 | 取り扱い:○ |
つみたて8資産均等バランスは、【LINE証券】でも取り扱っています。
LINE証券株式会社は、数百円から投資ができるとても手軽な証券会社です。
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運用実績(2022年6月30日時点)
設定からの期間 | 5年(2017年8月16日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒13,250円:△3,250円 |
トータルリターン | △34.08%(2022年10月31日) |
純資産総額 | 681.7億円 |
分配金実績 | 発生していない(累計0円) |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2020年▲2.1%・▲1.1% 2021年△25.4%・△25.7% 2022年△0.2%・△0.5% |
収益率 | 2018年▲6.7% 2019年△16.2% 2020年△0.8% 2021年△15.9% 2022年▲1.8% |
当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価 |
純資産総額 | 681.7億円(2022.6.30) | ☆☆☆☆☆☆(Great) |
資産の流入出 | 2021年:△18,724百万円 2020年:△15,152百万円 2019年:△9,856百万円 | ☆☆☆☆☆☆(Great) |
トータルリターン | 直近3年:△5.77% 全期間:△34.08% 期間割:△6.60% | ☆☆☆(Bad) |
騰落率 | 直近3年:△17.17% | — |
信託報酬 | 0.2420%(税込) | ☆☆☆☆☆(Good) |
ベンチマークとの乖離 | 2022年:マイナス0.3ポイント | ☆☆☆☆(Normal) |
シャープレシオ | 直近3年:0.50 | ☆☆☆(Bad) |
標準偏差 | 直近3年:11.63 | ☆☆☆☆☆(Slightly Small) |
評価コメント
- 基準価額:先進国の株式市場が上昇したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期13,151円から当期13,167円(前年比16円)に上昇しました。
- 純資産総額:500億円超の非常に安定した規模のファンドです。
- 資産の流入出: 3年連続で資産が流入しており、単年の流入額は100億円を超えています。
- トータルリターン:平均年率6.60%。バランス型の投資信託としては平均的な数字です。
- 信託報酬:税込み0.2420%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
- ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークである8指数合成ベンチマークを0.3%下回りました。
- シャープレシオ:リスクに対するリターンは平均的です。
- 標準偏差:ブレ幅はやや小さいです。