One-たわらノーロード・日経225

 

 

たわらノーロードシリーズは、アセットマネジメントOne株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式の投資信託のシリーズ商品です。

One-たわらノーロード・日経225(以下、たわらノーロード・日経225)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(インデックス225・マザーファンド)を通じて行います。インデックス225・マザーファンドはインデックスファンドであるため、たわらノーロード・日経225もインデックス型の運用になります。

 

たわらノーロード・日経225の交付目論見書(2023年1月13日)はこちら

たわらノーロード・日経225の交付運用報告書(第7期:2022年10月12日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2015年12月7日
決済日毎年10月12日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無制限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1870%(税抜:年率0.1700%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指して運用を行う。

 

特色①

日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指して運用を行う。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

購入時および換金時に手数料がかからないファンドである。

 

特色③

年1回決算を行う。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

 

運用実績(2022年10月31日時点)

設定からの期間7年(2015年12月7日~)
基準価額の増減10,000円⇒15,767円:5,767円
トータルリターン(設定来)56.40%(2023年1月31日)
純資産総額740.4億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:7.9%・6.1%
2021年:21.5%・19.8%
2022年:(4.7%)(6.5%)
収益率2018年:(10.6%)
2019年:20.5%
2020年:18.0%
2021年:6.4%
2022年:(2.4%)
たわらノーロード・日経225:交付目論見書より
たわらノーロード・日経225:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額740.4億円(2022.10.31)☆☆☆☆☆☆(Very Good)
資産の流出入2020年:10,642百万円
2021年:25,368百万円
2022年:18,485百万円
☆☆☆☆☆☆(Very Good)
トータルリターン3年:7.40%
5年:5.22%
設定来:6.52%
☆☆☆(Bad)
騰落率1年:(4.7%)
3年:24.7%
☆☆☆(Bad)
信託報酬0.1870%(税込)☆☆☆☆☆☆(Great)
ベンチマークとの乖離プラス1.8ポイント☆(Worst)
シャープレシオ3年:0.48
5年:0.38
設定来:0.49
☆☆☆(Bad)
標準偏差3年:18.26
5年:17.23
設定来:16.67
☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期15,824円から当期15,088円(前年比-736円)に下落しました。
  • 純資産総額:700億円超の大規模ファンドです。
  • 資産の流出入:3年連続で資産が流入しており、2021年は単年で200億円以上の資産が流入しました。
  • トータルリターン:(直近3年間の)年率7.40%。堅実なリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.1870%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークである日経平均株価(日経225)を大きく上回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:基準価額のブレ幅は大きいです

 

総評

One-たわらノーロード・日経225(以下、たわらノーロード・日経225)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

運用成績は総じて良好です。純資産総額は700億円を超えており、直近の資産の流入状況も良好です。トータルリターンは年率で10%に届かない推移となっていますが、堅実なリターンが続いています。信託報酬は0.1%台で、ベンチマークとの連動性も良好です。

日経平均株価(日経225)をベンチマークとする投資信託の中では、急成長かつ人気が高まっている商品の1つです。直近の資産の流入状況が良好で、今後のファンドの成長も期待できます。トータルリターンも他のファンドと比べて遜色はありません。一方で、信託報酬については、当ファンドよりも小さいものが複数存在しています。

国内の株式だけに投資しているため、個別のポートフォリオは組みやすい傾向にあります。素直に外国の株式を投資対象とした投資信託と組み合わせるといいでしょう。ただし、東証株価指数(TOPIX)をベンチマークに採用する投資信託と比べると、分散性はやや劣る点には注意が必要です。

 

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