出向64日目:予算3

 

3月で予算委員会が終了し、予算ラインは令和5年度の実施要領・交付要領の作成作業に移っています。

 

予算関係の事案における実施要領とは、「とある事案の予算の詳細情報」のことです。
予算が割り振られた目的や、予算をどのような事業に使うかを詳細に記載したものであり、原則として予算は実施要領に書かれたこと以外に使ってはいけません。

 

予算関係の事案における交付要領とは、「とある事案に係る予算の交付要件」のことです。
実施要領で示された事業を実施したうえで、どのような要件を満たしたら予算が執行されるのかを詳細に記載したものであり、原則として予算は交付要領に書かれた要件を満たしていなければ執行されません。

 

予算は年度単位で設定され、予算委員会等を経て暫定的に決まります。
当該年度に設定された予算は、基本的に当該年度内に使わなければなりません。

(年度末までに予算をピッタリ使い切るのがベストですが、そんなケースはごく稀です)

 

〇省では、事業についても年度単位で行っていくため、予算の詳細な使い方や予算の交付要件は、年度頭から決まっているわけではありません。
一方で、あまりにも決まらないでいると予算を執行できなくなってしまいます。

 

そのため、通念的・実際的に、下半期以降(特に年度末近く)の交付・執行に向けて、4月~6月くらいに実施要領・交付要領を作成することになります。

 

私は実施要領・交付要領に付随する各種の様式を作成しています。

 

兎にも角にも様式が多いので、作業以上に頭が混乱します。

 

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