出向37日目:電話対応2
私の始業時間は8:30です。
○省の多くの職員は9:30または10:00から始業になっており、私が属する班のメンバーもほとんどが9:30に登庁します。
そのため、8:30~9:30までは一人で電話対応をしなければなりません。
そして、その時間に電話をかけてくる人が意外にも多いのです。
特に、医療機関、自治体が多いです。
民間企業や地方公務員は、8:30~9:00から始業することが多いせいでしょう。
9時前後はコールが鳴りっぱなしになり、まさに電話番の様相を呈します。
幸いなことに、医療機関や自治体が無理難題や苛烈な文句を言ってくることはないので、数にさえ目をつむれば穏やかに過ごすことができます。
内線や一般の方、関係団体からの電話が朝に集中することはありません。
内線はつなげばいいだけですが、一般の方や関係団体については、話がこじれることもあるため、複数人で分散して対応します。
朝の電話対応に話を戻します。
朝の電話対応で最も注意しなければならないことは、軽食中に電話がかかってくることがあるということです。
始業よりも早く出勤したときなどは、軽食を取ることもありますが、電話がかかってくると対応せざるを得ません。
おにぎりをほおばっていたときは、勢いよく飲み込んだせいで、窒息寸前になるところでした。