出向145日目:行政文書4

 

以前、開示請求についてお話ししましたが、開示文書はまさに行政文書です。

 

開示文書は最もわかりやすい行政文書の一つですが、行政文書の範囲はとても広いです。
メモ紙なんかも場合によっては行政文書となり得るため、簡単に破棄することはできません。

 

保存するか破棄するか判断は、ガイドラインに則って行わなければなりませんが、最終的には個人に委ねられているため、どの文書も十分に気を付けて扱わなければなりません。

 

まあ、簡単に捨てなければいいという話にはなるんですが、毎日大量の紙資料が発生するため、捨てないでいると、1週間もすれば机が書類で埋まります。

 

ガイドラインに則って、おおよそのあたりを付け、どうしても判断に迷うものは上役に相談しています。

 

また、行政文書については、内部での取り扱いについても結構難しく、画像として残しておけないものや、メールで添付できないものなど、かなりいろいろの縛りがあったりします。

 

たまに、関係ない団体に間違って情報を乗っけてしまったり、機微な情報が漏れたりした場合は、管理する部署が出張ってきて、チクチクと調査させられたりしています。

 

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