出向67日目:電話対応4
電話対応は慣れっこになりましたが、慣れすぎて自分でも驚くほどぶっきらぼうに対応していることがあります。
ただし、これは雑に業務を行っているというよりは、愛想を良くしすぎて、交換台やコールセンターが〇省に電話をつなぎやすくすることを避けるという戦略でもあります。
もちろん、最終的に〇省で対応しなければならない問い合わせについては、快く引き受けます。
一方、交換台やコールセンターはボランティアでやってくれているわけではありません。きちんと報酬をもらってやっているわけですから、彼らの責務はきちんと全うさせなければなりません。
(〇省には国の中央機関として、多くの問い合わせが届きますが、職員は電話対応などしていられないほど業務を抱えています。そのため、外部の業者に電話対応業務を委託しているのです)
そのため、交換台やコールセンターからの入電に対しては、若干とっつきにくい対応を取る必要があり、結果としてぶっきらぼうな応答が常態化しているというわけです。
人間の慣れというものは怖いもので、この交換台やコールセンターの対応が、他の一般市民や関係団体などにも広がっていく可能性があります。
そのため、定期的に自分の電話対応・接遇を見直し、TPOに応じた適切な対応ができるようにしなければなりません。