出向63日目:朝レク

 

朝レクとは、その名のとおり「朝に行うレクチャー」のことです。

 

レクチャーする相手は、大臣・副大臣で、レク内容はその日の国会答弁になります。

 

国会答弁は前日の昼から深夜にかけて作成され、省内クリアが取られるとすぐに、答弁に立つ大臣・副大臣の下に届きます。

 

大臣・副大臣は手元に届き次第、答弁の内容を確認し、翌日の朝レクに臨みます。

 

朝レクはおおむね8時前に開始されることが多く、然るに出勤時間も早くなります。
朝レクが早い時間に設定される理由は、国会が9時から始まるからです(8時台に始まることもあります)。
国会の前に、朝レクの中で答弁の最終確認をしておかなければなりません。

 

朝レクは〇省内の大臣室で行われますが、その日の国会答弁が多く、朝レクの時間(だいたい1時間)だけで終わらない場合は、第2ラウンドとして国会連絡室で行われることもあります。

 

朝レクは、大臣自身が出席すること、国会答弁という最重要な事案を扱っていること、時間が限られていることから、非常に緊張感があります。

 

〇省の現大臣は、比較的おおらかな雰囲気のある方なので、そこまでひりつくことはありませんが、某○庁大臣のレクなどはかなりの緊張感があると聞いています。

 

私は出勤時間が他の人よりも早いため、朝レクに対応させられることが多く、その緊張感を何度か味わっています。

 

幸いにも、答弁の大幅な修正を迫られたことはありませんが、いずれはそんなこともしなければならない日が来るでしょう。

 

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