出向61日目:会議3

 

〇省の会議は、議題が明確に決まっているものと、フリートーク的に展開されるものの2つがあり、最初からそのどちらの会議であるかがはっきりしています。

 

全員が他の業務に追われているということもあり、議題が明確に決まっている会議については、そこまで時間がオーバーすることはありません。

 

一方で、フリートーク的な会議は、明確に時間が設定されていることも少なく、割とだらだらと進みます。

 

そのため、フリートーク的な会議は、夕方以降に設定されることがほとんどです。

 

さすがに、ランチョンミーティングのようなかたちで行われることはありませんが、時間が深くなってくるとそれに近いかたちになることもあります。

 

ただし、油断していると周りにおいて行かれることもあります。
談笑に近い会話と落書きのようなポンチ絵がそのまま重要な政策基礎になったり、重点的に進める事案のたたき台になったりすることもあります。
ボーとして聞いていなかったりすると、翌日に思い出したり、確認しなければならなくなったりするため、気の抜きすぎは注意です。

 

前職とは違い、〇省では「後から聞く」という行為が、結構ハードルが高かったりします。
特に、官僚組のプロパー職員は、基本的に常時多忙であるため、「二度手間」を取らせることは憚られます。
(プロパー職員の多くが、快く教えてくれますが、こちらの気持ちとして煩わせたくないと思うほど、彼らは忙しいです)

 

前日が遅くなり、睡眠時間が削られているときなどは、常に気を引き締めて会議に臨むことは難しいですが、意外にもそこが頑張りどころだったりします。

 

まあ、今の時代、思い切って録音・翻訳しておくというのも手ですが。

 

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