出向43日目:電話対応3
あくまでも傾向という話ではありますが、上役ほど電話の声が小さいです。
上役であるため、なかなか聞き返しにくい一方で、適当にあしらうこともできず、結局はあいまいな返事になって呆れられることも多いです。
電話の音だけに集中できるときならいいですが、周りが騒がしいときはまともに対応できないこともあります。
当事者としては困った問題ですが、声の小ささ=疲労の大きさですから、この問題はこちらがうまく適応していくしかありません。
上役の多くが、慢性的に長時間労働を強いらえています。
おそらく、ほぼ毎日24時過ぎの退庁となっていると思われます。
特に、国会対応において、課室内のクリア後の国会答弁の下見を一手に行う役は、最後の答弁が流れきるまで基本的に退庁できません。
仮に退庁したとしても、テレワークを余儀なくされます(という名目にはなっていますが、移動中はオフラインになり、メールなどが見れなくなるため、結局は帰れないでしょう)。
30代後半から40代前半の方ではありますが、本当にストレスのかかる(精神的にも肉体的にも)ポジションだと思います。
いずれは課長、局長になるエリート官僚なのでしょうが、それまでに身体を壊さないか心配になります(余計なお世話でしょうが)。
実体験として感じることも多いですが、それ以上に国家公務員の多忙さは異常だと思う今日この頃です。