出向15日目:国会1
1月23日から通常国会が始まりました。
国会の質疑応答は、通常のディスカッションとは異なります。
質問者(野党議員など)が、質疑の前日に質疑内容を提出すると、それが各府省庁に届きます。
そして、質疑の回答を各府省庁が作成します。
つまり、国会では野党議員などの質疑に大臣が受け答えしますが、その回答は各府省庁が作成しているのです。
各府省党の国会当番は、この質疑を待ち、回答を作成し、関係者の承認(〇省では「クリアをとる」と言います)を受け、最終的に大臣の下に届けます。
スタートは質疑内容が届いたところからになるわけですから、質疑内容の届いた時間と質疑の難度によって、国会当番の残業時間が変わります。
国会当番の主な仕事は、質疑に対する回答作成のサポートと、回答を関係者に届けることの2つです。
明日も国会当番の仕事について話していこうと思います。