出向1日目:着任

 

いよいよ本日から○省での勤務が始まります。

1月4日ということで、多くの会社・学校が始まっていないこともあり、通勤は比較的楽でした。

 

○省の正門から来訪者用のゲートをくぐり(初日はゲスト扱い)、受付でパスをもらいます。パスを使ってセキュリティゲートを通り、エレベーターで目的の階に向かいます。

初日以降はとあるカードがパスの代わりになり、受付でパスをもらう必要がなくなります。

 

それにしても、霞ヶ関周辺は警備員が多いです。

 

初日の出勤時間は9時30分でしたが、私は1時間も前に着いてしまったため、所属する課には課長補佐の方と事務員の方がいるだけでした。課長補佐も事務員さんも感じのいい人で、すごく安心しました。

 

9時30分近くになると続々と課の方が出勤してきました。

私のデスクから近い位置にいる方(特に同じ室の方)を中心に挨拶しながらしばらく待っていると、最初に挨拶をした課長補佐に呼ばれ、課長から辞令を受けました。

 

これにて正式に○省の職員となりました。

 

その後はオリエンテーションを受けるのかと思いきや、まさかまさかの展開に……。

 

その話は明日にして、本日は初出勤以上に気を揉む事態が起こっていました。

 

朝から娘が体調不良に。

 

というか、実は前日から39度を超える熱が出ていました。

しかし、発熱以外の感冒症状出ていなかったため、年末年始の疲れが出たのだろうと軽く考えていました。

 

結果、本日は昨日よりも元気がなく、娘は布団から出れずにぐったりしていました。

1月4日は妻も仕事があったため、本来は私の両親に娘を預ける予定でしたが、急遽妻に仕事を休んでもらい、私は後ろ髪を引かれる思いで仕事に向かいました。

 

そのため、午前中は初出勤の緊張よりも、娘の心配の方が強く、妻から病院にかかって薬をもらったとの連絡が来るまでは落ち着かない状態でした。

 

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