りそなAM-Smart-i TOPIXインデックス

 

 

りそなAM-Smart-i TOPIXインデックス(以下、Smart-i TOPIXインデックス)は、りそなアセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンドの方式のインデックスファンドです。

Smart-i TOPIXインデックスは、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに東証株価指数(TOPIX)を採用しています。そのため、国内の幅広い銘柄でポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(RM・国内株式・マザーファンド)を通じて行います。RM・国内株式・マザーファンドはインデックスファンドであるため、Smart-i TOPIXインデックスもインデックス型の運用をしています。

 

Smart-i TOPIXインデックスの交付目論見書(2022年8月26日)はこちら

Smart-i TOPIXインデックスの交付運用報告書(第5期:2022年5月25日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2017年8月29日
決済日毎年5月25日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1540%(税抜:年率0.1400%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

東証株価指数(TOPIX)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。

 

特色①

国内の株式を実質的な主要投資対象とし、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指す。

東証株価指数(TOPIX)
東京証券取引所市場第一部に上場しているすべての日本企業(国内の普通株式の全銘柄)を対象とした株式指数です。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものです。

 

特色②

RM・国内株式・マザーファンドを通じて、主として、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)に採用されている株式への投資を行う。

上位組み入れ銘柄

 

特色③

購入時手数料のないノーロード型のファンドである。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

りそなAM-Smart-i TOPIXインデックスは、松井証券でも取り扱っています。
松井証券は、豊富な投資サービスを取り扱う老舗のインターネット証券です。

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運用実績(2022年5月31日時点)

設定からの期間5年(2017年8月29日~)
基準価額の増減10,000円⇒13,248円:△3,248円
トータルリターン△28.70%(2022年9月30日)
純資産総額29.6億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年▲0.6%・▲0.3%
2021年△30.3%・△30.4%
2022年▲0.1%・△0.1%
収益率2018年▲16.2%
2019年△17.8%
2020年△7.2%
2021年△12.5%
2022年▲2.9%
Smart-i TOPIXインデックス:交付目論見書より
Smart-i TOPIXインデックス:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額29.6億円(2022.5.31)☆☆(Danger)
資産の流入出2021年:△910百万円
2020年:△731百万円
2019年:△369百万円
☆☆☆☆(Normal)
トータルリターン直近3年:△7.29%
全期間:△28.70%
期間割:△5.65%
☆☆☆(Bad)
騰落率直近3年:24.28%
信託報酬0.1540%(税込)☆☆☆☆☆☆(Great)
ベンチマークとの乖離2022年:マイナス0.2ポイント☆☆☆☆(Normal)
シャープレシオ直近3年:0.48☆☆(Danger)
標準偏差直近3年:15.06☆☆☆☆(Middle)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式が下落したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期13,009円から当期12,998円(前年比-11円)に下落しました。
  • 純資産総額:30億円に満たない小規模ファンドです。
  • 資産の流入出: 3年連続で資産が流入しており、流入額は直近3年間で20億円程度となっています。
  • トータルリターン:平均年率5.65%超。あまり大きなリターンは期待できません。
  • 信託報酬:税込み0.1540%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)を0.2%下回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:ブレ幅は平均的です。

 

総評

りそなAM-Smart-i TOPIXインデックス(以下、Smart-i TOPIXインデックス)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに東証株価指数(TOPIX)を採用しています。そのため、国内の幅広い銘柄でポートフォリオを構築しています。

当ファンドの投資対象である国内の株式は、新型コロナウイルス問題に伴う先行きの不透明感が続く中、主要各国の大規模な財政・金融支援策に対する期待などから上昇基調で推移しました。期末にかけて、日経平均株価(日経225)が約30年ぶりに30,000円台に回復する場面も見られましたが、緊急事態宣言の再発令や国内におけるワクチン普及ペースの伸び悩みから、経済活動の正常化の後ずれなどが意識され、伸び悩む展開となりました。全体として、国内の株式市場はおおむね上昇しました。

運用成績は、可もなく不可もなくといったところです。Smart-iシリーズはいずれも純資産総額が小さい傾向にあり、当ファンドも例に漏れず純資産総額が30億円に達していません。ただし、資産は流入傾向にありますから、長期的には安定ラインに乗ってくるかもしれません。信託報酬は税込み0.1%台で十分に低コストと言える一方で、トータルリターンは平均年率約7%とパッとしない数字です。

つみたてNISAに対応するSmart-iシリーズの8商品は、いずれも資産の運用方法がオーソドックスな商品です。運用方法がわかりやすいゆえに、先の展開が読みやすく、個人のポートフォリオを構築しやすいことがメリットですが、投資としての面白みに欠ける点がデメリットと言えるかもしれません。つみたてNISAに対応するSmart-iシリーズには、国内株式、米国株式、先進国株式、新興国株式、世界株式、安定型資産(債券)優位のバランス型と、同シリーズ内の商品だけで良好な資産運用が可能です。インターネット証券を中心に、同シリーズを販売している銀行や証券会社が多いのもいいですね。

 

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