三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)

 

 

三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500))は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)は、米国の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにS&P500指数を採用しています。そのため、米国の超有名企業の株式を中心にポートフォリオを構築しています。

米国の株式への投資は、1つのマザーファンド(米国株式インデックス・マザーファンド)を通じて行われます。米国株式インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)もインデックス型の運用になります。

 

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の交付目論見書(2023年2月17日)はこちら

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の交付運用報告書(第3期:2022年11月21日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域海外・北米
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2020年7月22日
決済日毎年11月20日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジなし
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.0968%(税抜:年率0.0880%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

米国株式インデックス・マザーファンドへの投資を通じて、米国の取引所に上場している株式などに投資を行い、S&P500指数(配当込み・円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指す。

 

特色①

マザーファンドへの投資を通じて、米国の取引所に上場している株式などに投資する。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

S&P500指数(配当込み・円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指す。

S&P500指数
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する米国株式の株価指数です。ニューヨーク証券取引所、NASDAQなどに上場している銘柄から代表的な500銘柄を、時価総額加重平均方式により指数化しています。

 

特色③

実質組み入れ外貨建て資産については、原則として、対円での為替ヘッジを行わない。

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:✕
楽天証券取り扱い:✕
松井証券取り扱い:✕
SMBC日興証券取り扱い:✕
マネックス証券取り扱い:✕

*三井住友銀行だけ取り扱いあり

 

運用実績(2022年12月30日時点)

設定からの期間2年半(2020年7月22日~)
基準価額の増減10,000円⇒14,935円:4,935円
トータルリターン59.04%(2023年2月28日)
純資産総額102.0億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:6.5%・7.3%
2021年:45.1%・45.5%
2022年:5.1%・5.0%
収益率2020年:10.5%
2021年:44.1%
2022年:(6.3%)
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500):交付目論見書より
SMBC・DCインデックスファンド(S&P500):交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額102.0億円(2022.12.30)☆☆☆☆(Normal)
資産の流入出2020年:64百万円
2021年:2,180百万円
2022年:7,730百万円
☆☆☆☆(Normal)
トータルリターン3年:
5年:
設定来:19.64%
騰落率1年:5.1%
3年:56.7%
信託報酬0.0968%(税込)☆☆☆☆☆☆☆(Excellent)
ベンチマークとの乖離マイナス0.4ポイント☆☆☆☆(Good)
シャープレシオ3年:
5年:
設定来:
標準偏差3年:
5年:
設定来:

 

評価コメント

  • 基準価額:米国の株式市場が上昇したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期15,462円から当期16,253円(前年比791円)に上昇しました。
  • 純資産総額:100億円程度の中規模ファンドです。
  • 資産の流入出:3年連続で資産が流入しています。直近3年間で100億円近くの資産が流入しました。
  • トータルリターン:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。
  • 信託報酬:税込み0.0968%。現行の投資信託の中ではトップクラスの低コストです。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークであるS&P500指数とおおむね一致しています。
  • シャープレシオ:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。
  • 標準偏差:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。

 

総評

三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(S&P500))は、米国の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにS&P500指数を採用しています。そのため、米国の超有名企業の株式を中心にポートフォリオを構築しています。

米国の株式市場は、期初から年末にかけて押し上げましが、2022年1月に入るとバリュエーション(投資価値評価)調整から成長株主導で下落しました。2022年4月以降も軟調な展開が継続しました。期末にかけては一進一退の展開となりました。為替市場は、期初に比べて対米ドルで円安が進みました。

運用成績は設定からの期間が3年以下のため、正確な評価はできませんが、信託報酬については現行のつみたてNISA対応の投資信託の中でトップクラスの数字です。トータルリターンについては、設定からの期間が浅いため、経過とともに数字が小さくなっていく可能性があります。しかし、税込み0.1%を切る信託報酬という低コストに支えられているため、ハイリターンを維持していける下地はあります。純資産総額は100億円に達していますが、まだまだ途上にある投資信託であるといえます。

税込み0.1%を切る信託報酬というだけで、一考する価値のある商品ですが、販売会社が三井住友銀行に限られているため、インターネット証券を利用する一般的な投資家にとっては手が出にくい商品でもあります。同銀行と同じグループ会社(三井フィナンシャルグループ)の1つであるSMBC日興証券は取り扱っているものだと思っていましたが、残念ながら取り扱っていませんでした。

SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)の姉妹ファンドである三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(日経225)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(日経225))および三井住友DS-SMBC・DCインデックスファンド(MSCI コクサイ)(以下、SMBC・DCインデックスファンド(MSCI コクサイ))の3ファンドに投資すると、国内株式、米国株式、先進国株式の3つの資産にバランス良く投資することができます。ファンド選びや個人のポートフォリオ構築が面倒な人は、三井住友銀行で投資用口座を開設し、前述の3ファンド資産を投げるという方法も、そう悪くない資産運用だと思います。

 

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