三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

 

 

三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド(以下、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドは、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに東証株価指数(TOPIX)を採用しています。そのため、国内の幅広い銘柄でポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(国内株式インデックス・マザーファンド)を通じて行います。国内株式インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドもインデックス型の運用になります。

 

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの交付目論見書(2023年2月22日)はこちら

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの交付運用報告書(第11期:2022年11月30日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2011年12月9日
決済日毎年11月30日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1760%(税抜:年率0.1600%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

国内株式インデックス・マザーファンドへの投資を通じて、主として東証株価指数(TOPIX)に採用されている銘柄の株式に投資を行い、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。

 

特色①

マザーファンドへの投資を通じて、主として、東証株価指数(TOPIX)に採用されている銘柄の株式に投資を行い、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。

東証株価指数(TOPIX)
東京証券取引所市場第一部に上場しているすべての日本企業(国内の普通株式の全銘柄)を対象とした株式指数です。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものです。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

株価指数先物取引などを含む株式の実質組み入れ比率は、原則として、高位を保つ。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

 

運用実績(2022年12月30日時点)

設定からの期間11年(2011年12月9日~)
基準価額の増減10,000円⇒31,565円:21,565円
トータルリターン232.60%(2023年2月28日)
純資産総額728.0億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:4.7%・4.9%
2021年:12.0%・12.2%
2022年:5.6%・5.7%
収益率2018年:(16.0%)
2019年:17.9%
2020年:7.2%
2021年:12.6%
2022年:(2.7%)
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド:交付目論見書より
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額728.0億円(2022.12.30)☆☆☆☆☆☆(Very Good)
資産の流入出2020年:11,539百万円
2021年:15,668百万円
2022年:16,569百万円
☆☆☆☆☆☆(Very Good)
トータルリターン3年:12.16%
5年:4.73%
設定来:11.36%
☆☆☆☆(Normal)
騰落率1年:5.6%
3年:22.3%
☆☆☆(Bad)
信託報酬0.1760%(税込)☆☆☆☆☆☆(Great)
ベンチマークとの乖離マイナス0.2ポイント☆☆☆☆☆(Best)
シャープレシオ3年:0.89
5年:0.38
設定来:0.76
☆☆☆☆☆(Good)
標準偏差3年:14.04
5年:15.12
設定来:16.08
☆☆☆☆(Middle)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が上昇したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期31,333円から当期33,080円(前年比1,747円)に上昇しました。
  • 純資産総額:700億円超の超巨大ファンドです。
  • 資産の流入出: 3年連続で資産が流入しており、直近3年間で500億円近くの資産が流入しています。
  • トータルリターン:直近3年間の年率12.16%。安定したリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.1760%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)にほぼ一致しています。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンは大きいです。
  • 標準偏差:基準価額のブレ幅は平均的です。

 

総評

三井住友DS-三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド(以下、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに東証株価指数(TOPIX)を採用しています。そのため、国内の幅広い銘柄でポートフォリオを構築しています。

国内の株式市場は、期初から2022年3月にかけては下落しました。その後は上昇したものの、6月から期末にかけては一進一退の展開が続きました。

運用成績は総じて良好です。直近3年間の年率が12%を超えており、国内の株式を投資対象とした投資信託の中では平均以上の数字です。ベンチマークである東証株価指数(TOPIX)が収益性よりも分散性に優れた指数であるため、トータルリターンは小さくなる傾向にあるのですが、当ファンドはそのジンクスを見事に破っています。その他、純資産総額や資産の流入状況も申し分なく、信託報酬も0.1%第台に抑えられています。

つみたてNISA対応の投資信託において、国内の株式に投資する商品、かつベンチマークに東証株価指数(TOPIX)を採用しているものを売買しようとする場合には、最優先で検討するべきファンドになります。ほとんどの項目が平均以上の数字になっていますから、当ファンドを選んで大きな失敗はないでしょうが、マザーファンドが1本であることはメリットにもデメリットにもなり得ます。

 

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