野村-野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400)

 

 

野村-野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400)(以下、Funds-i JPX日経400)は、野村アセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

Funds-i JPX日経400は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにJPX日経インデックス400を採用しています。そのため、経営観点やグローバリズムなどの基準を満たした銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(JPX日経400・マザーファンド)を通じて行います。JPX日経400・マザーファンドはインデックスファンドであるため、Funds-i JPX日経400もインデック型の運用になります。

 

野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400)の交付目論見書(2022年11月30日)はこちら

野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400)の交付運用報告書(第9期:2022年9月6日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2014年3月7日
決済日毎年9月6日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料購入申込受付日の基準価額に1.10%(税抜:1.00%)以内をかけた額(上限)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.4400%(税抜:年率0.4000%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

JPX日経インデックス400の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。

 

特色①

わが国の金融商品取引所に上場している株式を実質的な主要投資対象とする。

JPX日経インデックス400
日本取引所グループ(JPX)が中心となって算出する日本の株式の株価指数です。東京証券取引所の上場する全銘柄の中から、資本の効率的活用や投資家を意識した経営観点など、グローバルな投資基準にもともめられる諸要件を満たした400銘柄を選定しています。

上位組み入れ銘柄

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

 

運用実績(2022年9月30日時点)

設定からの期間8年半(2014年3月7日~)
基準価額の増減10,000円⇒17,370円:7,370円
トータルリターン79.88%(2022年12月31日)
純資産総額85.6億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:8.1%・5.8%
2021年:29.1%・27.0%
2022年:(4.1%)(5.9%)
収益率
野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400):交付目論見書より
野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400):交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額85.6億円(2022.9.30)☆☆☆(Bad)
資産の流入出2020年:(886百万円)
2021年:956百万円
2022年:292百万円
☆☆☆(Bad)
トータルリターン3年:5.57%
5年:3.19%
設定来:6.94%
☆☆☆(Bad)
騰落率1年:(4.1%)
3年:33.1%
☆☆☆☆(Normal)
信託報酬0.4400%(税込)☆☆☆☆(Normal)
ベンチマークとの乖離プラス2.1ポイント☆(Worst)
シャープレシオ3年:0.42
5年:0.28
設定来:0.52
☆☆☆(Bad)
標準偏差3年:15.87
5年:13.37
設定来:15.19
☆☆☆☆(Middle)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期18,893円から当期18,125円(前年比-768円)に下落しました。
  • 純資産総額:100億円手前の中堅ファンドです。
  • 資産の流入出:資産は流出傾向にあります。ただし、流出額は微々たるものです。
  • トータルリターン:(直近3年間の)年率5.57%。堅実なリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.4400%。インデックスファンドの中では平均的な数字です。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークであるJPX日経インデックス400を大きく上回っています。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:基準価額のブレ幅は平均的です。

 

総評

野村-野村・インデックスファンド・JPX日経400(愛称:Funds-i JPX日経400)(以下、Funds-i JPX日経400)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにJPX日経インデックス400を採用しています。そのため、経営観点やグローバリズムなどの基準を満たした銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式市場は、期首は上昇しましたが、その後は下落しました。2021年11月下旬は下落しましたが、その後は上昇しました。2022年1月以降は大きく下落しましたが、3月中旬以降は上昇しました。2022年6月中旬以降は下落しましたが、7月以降はおおむね堅調に推移しました。しかし、2022年8月下旬は下落しました。

運用成績は総じて平凡です。純資産総額は決して悪い数字ではありませんが、100億円には届いていません。一方で資産はやや流出傾向にあります。ただし、2021年以降はプラスに転じているため、そこまで不安に感じる必要はないでしょう。トータルリターンは年率5%前後となっており、収益性はもう一歩といったところです。収益性が伴っていないため、信託報酬はやや重く感じるかもしれません。基準価額の騰落率がベンチマーク騰落率を大きく上回っていますが、インデックスファンドとしては手放しに喜んでもいられません。

組み入れ銘柄は、日経平均株価(日経225)を指数としている投資信託よりも広く、東証株価指数(TOPIX)を指数としている投資信託よりも狭くなっています。1銘柄の影響は、他の国内の株価指数よりも小さく、上位銘柄でさえも純資産総額に対して2.0%は超えません。業種は電気機器にやや偏っていますが、その他の業種の組み入れ比率に大きな差はありません。

 

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