野村-野村・つみたて日本株投信

 

 

野村-野村・つみたて日本株投信(以下、野村・つみたて日本株投信)は、野村アセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

野村・つみたて日本株投信は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(ミリオン・インデックス・マザーファンド)を通じて行います。ミリオン・インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、野村・つみたて日本株投信もインデックス型の運用になります。

 

野村・つみたて日本株投信の交付目論見書(2022年7月30日)はこちら

野村・つみたて日本株投信の交付運用報告書(第5期:2022年5月12日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2017年10月2日
決済日毎年5月12日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1870%(税抜:年率0.1700%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

わが国の株式市場全体の長期的成長を捉えることを目標に、日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指して運用を行う。

 

特色①

わが国の金融商品取引所に上場されている株式のうち、日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指して運用を行う。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

上位組み入れ銘柄

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

野村・つみたて日本株投信は、松井証券でも取り扱っています。
松井証券は、豊富な投資サービスを取り扱う老舗のインターネット証券です。

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運用実績(2022年5月31日時点)

設定からの期間4年半(2017年10月2日~)
基準価額の増減10,000円⇒14,495円:△4,495円
トータルリターン△47.88%(2022年7月31日)
純資産総額99.9億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年▲1.8%・▲3.9%
2021年△40.0%・△38.2%
2022年▲7.1%・▲8.5%
収益率2020年
2021年
2022年
野村・つみたて日本株投信:交付目論見書より
野村・つみたて日本株投信:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額99.9億円(2022.5.31)☆☆☆☆☆(Good)
資産の流入出2021年:△2,147百万円
2020年:△1,917百万円
2019年:△1,913百万円
☆☆☆☆☆(Good)
トータルリターン直近3年:△10.71%
全期間:△47.88%
期間割:△10.08%
☆☆☆☆(Normal)
騰落率直近3年:△47.76%
信託報酬0.4400%(税込)☆☆☆☆(Normal)
ベンチマークとの乖離2022年:プラス1.4ポイント☆☆☆☆☆(Good)
シャープレシオ直近3年:0.62☆☆☆(Bad)
標準偏差直近3年:17.42☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が上昇したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期10,517円から当期14,725円(前年比4,208円)に上昇しました。
  • 純資産総額:100億円程度の安定した規模のファンドです。
  • 資産の流入出: 3年連続で流入しており、流入額もそれなりに大きいです。
  • トータルリターン:平均年率10%超。目に見えるリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.4400%。インデックスファンドの中では平均的な数字です。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークである日経平均株価(日経225)を1.4%上回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:ブレ幅はやや大きいです。

 

総評

野村-野村・つみたて日本株投信(以下、野村・つみたて日本株投信)は、野村・つみたて日本株投信は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

当ファンドの投資対象である国内の株式は、期首に新型コロナウイルスのワクチン開発の報道が相次いだことや、国内外の経済活動の再開による景気回復の期待が高まったことなどから上昇しました。2020年6月以降、新型コロナウイルスのワクチン供給への期待感が高まる一方で、米中の対立の激化、欧米での新型コロナウイルスの感染拡大による景気減速などから一進一退の展開となりました。2020年11月は、新型コロナウイルスのワクチン開発の進展を受けて、早期のワクチン普及による経済正常化への期待が高まったことなどから上昇しました。

運用成績は、総じて良好です。純資産総額はおおむね100億円の大台を突破し、順調に資産も流入しています。トータルリターンは平均年率10%を超えており、国内の株式に特化した投資信託の中では、比較的大きい部類に入ります。一方、信託報酬は税込み0.4%台と、同指数をベンチマークとする投資信託中ではやや重く感じる数字になっています。ただし、コストパフォーマンスが悪い感じるほどの数字ではありません。

設定から間もなく5年であるため、つみたてNISA対応の投資信託としてはそこまで若いファンドではありません。一定の実績を残している商品であるため、安心感のある運用が可能です。つみたてNISAとして売買するのもいいですし、一般口座から積立として定期売買していくのもいいでしょう。

 

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