野村-野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225)

 

 

野村-野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225)(以下、Funds-i 日経225)は、野村アセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

Funds-i 日経225は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(ミリオン・インデックス・マザーファンド)を通じて行います。ミリオン・インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、Funds-i 日経225もインデックス型の運用になります。

 

野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225)の交付目論見書(2022年11月30日)はこちら

野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225)の交付運用報告書(第12期:2022年9月6日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2010年11月26日
決済日毎年9月6日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料購入申込受付日の基準価額に1.10%(税抜:1.00%)以内をかけた額(上限)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.4400%(税抜:年率0.4000%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

日経平均株価(日経225)と連動する投資成果を目指して運用を行う。

 

特色①

わが国の金融商品取引所に上場されている株式のうち、日経平均株価(日経225)に採用されている銘柄を実質的な主要投資対象とする。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

上位組み入れ銘柄

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:○
楽天証券取り扱い:○
松井証券取り扱い:○
SMBC日興証券取り扱い:○
マネックス証券取り扱い:○

 

運用実績(2022年9月30日時点)

設定からの期間12年(2010年11月26日~)
基準価額の増減10,000円⇒30,592円:20,592円
トータルリターン207.92%(2022年12月31日)
純資産総額601.6億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:10.8%・8.9%
2021年:29.8%・28.5%
2022年:(5.5%)(6.9%)
収益率
野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225):交付目論見書より
野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225):交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額601.6億円(2022.9.30)☆☆☆☆☆☆(Very Good)
資産の流入出2020年:(5,541百万円)
2021年:15,710百万円
2022年:6,559百万円
☆☆☆☆☆(Good)
トータルリターン3年:4.77%
5年:4.31%
設定来:9.75%
☆☆(Very Bad)
騰落率1年:(5.5%)
3年:35.1%
☆☆☆☆(Normal)
信託報酬0.4400%(税込)☆☆☆☆(Normal)
ベンチマークとの乖離プラス1.5ポイント☆(Worst)
シャープレシオ3年:0.35
5年:0.33
設定来:0.64
☆☆☆(Bad)
標準偏差3年:18.15
5年:17.11
設定来:17.04
☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期34,217円から当期32,326円(前年比-1,891円)に下落しました。
  • 純資産総額:600億円超の巨大ファンドです。
  • 資産の流入出:資産は流入傾向にあります。
  • トータルリターン:(直近3年間の)年率4.77%。大きなリターンは期待できません。
  • 信託報酬:税込み0.4400%。インデックスファンドの中では平均的な数字です。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークである日経平均株価(日経225)を大きく上回っています。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:基準価額のブレ幅はやや大きいです。

 

総評

野村-野村・インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225)(以下、Funds-i 日経225)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式市場は、期首は上昇しましたが、その後は下落しました。2021年11月下旬は、下落しましたが、その後は上昇しました。2022年1月以降は下落しましたが、3月中旬以降は上昇しました。2022年6月中旬以降は下落しましたが、7月以降はおおむね堅調に推移しました。しかし、2022年8月下旬は下落しました。

運用成績は総じて良好です。純資産総額や資産の流入出は、申し分ない数字となっています。直近のトータルリターンは年率5%に届いていませんが、設定来の年率は10%を超えています。国内の株式に特化した投資信託の中では比較的良好な数字です。信託報酬は税込み0.4%台に抑えられているため、コストパフォーマンスも高いといえるでしょう。純資産総額も良好で600億円超の規模となっていますが、資産が流出している期間もあることにも注意しておきましょう。基準価額の騰落率はベンチマークと乖離していますが、上振れであるため、許容できるものとして捉えておきましょう。

設定から10年を超える実績があり、かつ成績も良好ということで、資産が流れていく原因がつかめないところですが、2021年には持ち直していることから、それほど心配することではないかもしれません。

 

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