三菱UFJ国際-つみたて米国株式(S&P500)

 

 

三菱UFJ国際-つみたて米国株式(S&P500)(以下、つみたて米国株式(S&P500))は、三菱UFJ国際投信株式会社(委託会社)が発行するファミリーファンドの方式のインデックスファンドです。

つみたて米国株式(S&P500)は、米国の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにS&P500指数を採用しています。そのため、米国の超巨大企業を中心にポートフォリオを構築しています。

米国の株式への投資は、1つのマザーファンド(S&P500インデックス・マザーファンド)を通じて行います。S&P500インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、つみたて米国株式(S&P500)もインデックス型の運用になります。

 

つみたて米国株式(S&P500)の交付目論見書(2022年6月27日)はこちら

つみたて米国株式(S&P500)の交付運用報告書(第3期:2022年6月27日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域海外・北米
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2020年3月6日
決済日毎年6月25日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジなし
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.2200%(税抜:年率0.2000%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

米国の株式市場(S&P500指数(配当込み・円換算ベース))の値動きに連動する投資成果を目指す。

 

特色①

S&P500指数(配当込み・円換算ベース)に連動する投資成果を目指して運用を行う。

S&P500指数
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する米国株式の株価指数です。ニューヨーク証券取引所、NASDAQなどに上場している銘柄から代表的な500銘柄を、時価総額加重平均方式により指数化しています。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

主として、対象インデックスに採用されている米国の株式に投資を行う。

 

特色③

原則として、為替ヘッジは行わない。

 

特色④

年1回の決算時(6月25日)に分配金額を決定する。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:○
楽天証券取り扱い:○
松井証券取り扱い:○
SMBC日興証券取り扱い:○
マネックス証券取り扱い:✕

つみたて米国株式(S&P500)は、【LINE証券】でも取り扱っています。
LINE証券株式会社は、数百円から投資ができるとても手軽な証券会社です。

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運用実績(2022年6月30日時点)

設定からの期間2年半(2020年3月6日~)
基準価額の増減10,000円⇒15,936円:△5,936円
トータルリターン△77.25%(2022年10月31日)
純資産総額33.1億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2021年△46.7%・△46.6%
2022年△12.4%・△12.3%
収益率2020年△15.9%
2021年△44.3%
2022年▲4.8%
つみたて米国株式(S&P500):交付目論見書より
つみたて米国株式(S&P500):交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額33.1億円(2022.6.30)☆☆☆(Bad)
資産の流入出2021年:△1,170百万円
2020年:△101百万円
2019年:
☆☆☆☆(Normal)
トータルリターン直近3年:
全期間:△77.25%
期間割:△29.90%
☆☆☆☆☆☆(Great)
騰落率直近3年:
信託報酬0.2200%(税込)☆☆☆☆☆(Good)
ベンチマークとの乖離2022年:プラス0.1ポイント☆☆☆☆(Normal)
シャープレシオ直近3年:
標準偏差直近3年:

 

評価コメント

  • 基準価額:米国の株式市場が上昇したことなどがプラスに寄与しました。結果、前期14,304円から当期16,075円(前年比1,771円)に上昇しました。
  • 純資産総額:30億円程度の小規模のファンドです。
  • 資産の流入出: 2年連続で流入しています。2021年は単年で10億円の資産が流入しました。
  • トータルリターン:平均年率30%程度ですが、設定からの期間がまだ短いため、過信することはできません。
  • 信託報酬:税込み0.2200%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークであるS&P500指数を0.1%上回りました。
  • シャープレシオ:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。
  • 標準偏差:設定から3年が経過していないため、評価の対象としていません。

 

総評

三菱UFJ国際-つみたて米国株式(S&P500)(以下、つみたて米国株式(S&P500))は、米国の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにS&P500指数を採用しています。そのため、米国の超巨大企業を中心にポートフォリオを構築しています。

組み入れ銘柄に有名企業が名を連ねますが、上位10銘柄の純資産総額に対する組み入れ比率は30%以下に過ぎず、米国の幅広い企業に投資していることがわかります。一方、投資対象が米国株式のみとなっているため、地域・国による分散性は低いです。

運用成績は、設定からの期間が2年程度であるため、正確な評価は難しいところですが、トータルリターンには目を見張ります。運用期間の大半がコロナ禍の株価バブルの時期にあったとはいえ、平均年率35%以上という数字は、現行の投資信託の中ではトップクラスです。一方で、純資産総額や資産の流入状況は芳しくなく、安定性はやや欠ける商品となっています。

米国の株式市場は、当ファンドの第2期決算後、やや下落にシフトしましたが、現在は以前の勢いを取り戻しつつあります。長期的に株価は高くなっていくとセオリーを崩すことはないでしょうが、現在の数字に過信しすぎず、今後の動向を見守っていく必要もあります。

 

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