三菱UFJ国際-つみたて日本株式(日経平均)

 

 

三菱UFJ国際-つみたて日本株式(日経平均)(以下、つみたて日本株式(日経平均))は、三菱UFJ国際投信株式会社(委託会社)が発行するファミリーファンドの方式のインデックスファンドです。

つみたて日本株式(日経平均)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(日経225・マザーファンド)を通じて行います。日経225・マザーファンドはインデックスファンドであるため、つみたて日本株式(日経平均)もインデックス型の運用になります。

 

つみたて日本株式(日経平均)の交付目論見書(2022年9月27日)はこちら

つみたて日本株式(日経平均)の交付運用報告書(第5期:2022年6月27日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2017年8月16日
決済日毎年6月25日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無期限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1980%(税抜:年率0.1800%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

わが国の株式市場(日経平均株価(日経225)(配当込み))の値動きに連動する投資成果を目指す。

 

特色①

日経平均株価(日経225)(配当込み)と連動する投資成果を目指して運用を行う。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

主として、対象インデックスに採用されているわが国の株式に投資を行う。

 

特色③

年1回の決算時(6月25日)に分配金額を決定する。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:○
楽天証券取り扱い:○
松井証券取り扱い:○
SMBC日興証券取り扱い:○
マネックス証券取り扱い:○

つみたて日本株式(日経平均)は、【LINE証券】でも取り扱っています。
LINE証券株式会社は、数百円から投資ができるとても手軽な証券会社です。

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運用実績(2022年6月30日時点)

設定からの期間5年(2017年8月16日~)
基準価額の増減10,000円⇒14,577円:△4,577円
トータルリターン△53.60%(2022年10月31日)
純資産総額405.2億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年△7.2%・△7.4%
2021年△32.3%・△32.7%
2019年▲6.0%・▲5.8%
収益率2018年▲10.4%
2019年△20.5%
2020年△18.1%
2021年△6.3%
2022年▲7.4%
つみたて日本株式(日経平均):交付目論見書より
つみたて日本株式(日経平均):交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額405.2億円(2022.6.30)☆☆☆☆☆☆(Great)
資産の流入出2021年:△12,516百万円
2020年:△8,548百万円
2019年:△5,755百万円
☆☆☆☆☆☆(Great)
トータルリターン直近3年:△8.18%
全期間:△53.60%
期間割:△10.37%
☆☆☆☆(Normal)
騰落率直近3年:△24.63%
信託報酬0.1980%(税込)☆☆☆☆☆☆(Great)
ベンチマークとの乖離2022年:マイナス0.2ポイント☆☆☆☆(Normal)
シャープレシオ直近3年:0.46☆☆(Danger)
標準偏差直近3年:17.67☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期15,764円から当期14,822円(前年比-942円)に下落しました。
  • 純資産総額:400億円超の巨大ファンドです。
  • 資産の流入出: 3年連続で流入しており、流入額も大きいです。
  • トータルリターン:平均年率10%超。目に見えるリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.1980%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークである日経平均株価(日経225)を0.2%下回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:ブレ幅はやや大きいです。

 

総評

三菱UFJ国際-つみたて日本株式(日経平均)(以下、つみたて日本株式(日経平均))は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

指数の特性により、純資産総額に対して30~40%程度を上位10の組み入れ銘柄が占めています。そのため、1銘柄の影響が強く、特に上位2銘柄(東京エレクトロン、ファーストリテイリング)は、10%を超えることもあります。1銘柄の影響が強いということは、リスクもリターンも大きくなることを意味し、国内の他の株価指数である東証株価指数(TOPIX)やJPX日経インデックス400をベンチマークとする投資信託よりも、騰落率の変動が大きくなります。

運用成績は、総じて良好です。トータルリターンは平均年率10%を超えており、国内の株式に特化した投資信託の中でも大きい方になります。一方で、信託報酬は税込み0.1%台に抑えられているため、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。ファンド規模や資産の流入状況、ベンチマークとの連動性も良好で、非の打ちどころのない商品となっています。

設定から間もなく5年であるため、つみたてNISA対応の投資信託としてはそこまで若いファンドではありません。一定の実績を残している商品であるため、安心感のある運用が可能です。つみたてNISAとして売買するのもいいですし、一般口座から積立として定期売買していくのもいいでしょう。

 

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