ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンド

 

 

ニッセイー〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンド(以下、ニッセイ・日経平均インデックスファンド)は、ニッセイアセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

ニッセイ・日経平均インデックスファンドは、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(ニッセイ・日経225インデックス・マザーファンド)を通じて行います。ニッセイ・日経225インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、ニッセイ・日経平均インデックスファンドもインデックス型の運用になります。

 

〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンドの交付目論見書(2022年11月16日)はこちら

〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンドの交付運用報告書(第6期:2022年2月15日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2016年11月21日
決済日毎年2月15日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無制限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.1540%(税抜:年率0.1400%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

ニッセイ・日経225インデックス・マザーファンドを通じて、実質的に国内の金融証券取引所上場株式に投資することにより、日経平均株価(日経225)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目標に運用を行う。

 

特色①

日経平均株価(日経225)(配当込み)に連動する投資成果を目指す。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

上位組み入れ銘柄

 

特色②

購入時および換金時の手数料は無料である。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンドは、松井証券でも取り扱っています。
松井証券は、豊富な投資サービスを取り扱う老舗のインターネット証券です。

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運用実績(2022年8月末日時点)

設定からの期間5年半(2016年11月21日~)
基準価額の増減10,000円⇒17,256円:△7,256円
トータルリターン(設定来)△70.79%(2022年10月31日)
純資産総額374.0億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年△14.8%・△14.9%
2021年△30.3%・△30.4%
2022年▲9.5%・▲9.2%
収益率2018年▲10.4%
2019年△20.6%
2020年△18.1%
2021年△6.4%
2022年▲1.4%
〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンド:交付目論見書より
〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンド:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額374.0億円(2022.8.末)☆☆☆☆☆☆(Great)
資産の流入出2021年:△13,243百万円
2020年:△5,648百万円
2019年:△695百万円
☆☆☆☆☆(Good)
トータルリターン直近3年:△8.22%
全期間:△70.79%
期間割:△11.96%
☆☆☆☆(Normal)
騰落率直近3年:△26.48%
信託報酬0.1540%(税込)☆☆☆☆☆☆(Great)
ベンチマークとの乖離2022年:マイナス0.3ポイント☆☆☆☆☆☆(Great)
シャープレシオ直近3年:0.47☆☆(Danger)
標準偏差直近3年:17.68☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期18,035円から当期16,325円(前年比-1,710円)に上昇しました。
  • 純資産総額:300億円超の巨大ファンドです。
  • 資産の流入出:3年連続で資産が流入しています。2021年は単年で流入額が100億円を超えました。
  • トータルリターン:平均年率11.96%。目に見えるリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.1540%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークである日経平均株価(日経225)を0.3%下回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:ブレ幅はやや大きいです。リスク型資産を投資対象とした投資信託の中では平均的です。

 

総評

ニッセイー〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・日経平均インデックスファンド(以下、ニッセイ・日経平均インデックスファンド)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

当ファンドの投資対象である国内の株式は、期首に新型コロナウイルスの変異型(デルタ株)による世界的な感染拡大や米国の金利が上昇する場面などもあり、投資家のリスク回避姿勢が強まり株価は下落しました。その後、国内においても同ウイルスの感染が再拡大したことなどを受け、経済正常化への先行き不透明感が高まったことから株価は下落基調となりました。2021年9月、新政権に対する期待感から上昇しました。年末にかけては国内企業の良好な決算発表が支援材料となる一方、半導体不足や同ウイルスの新たな変異型(オミクロン株)の感染拡大への警戒感から株価はボックス圏での展開となりました。年明け以降、米国の金融政策の転換に伴う利上げ加速への警戒感から株価は下落基調となりました。全体として国内の株式市場は下落しました。

運用成績は、総じて良好です。純資産総額は300億円を超えており、安定した基盤を持つファンドであると言えます。直近の資産の動きも良好で、安定的に資産が流入しています。トータルリターンは平均年率10%超であり、国内の株式のみを投資対象とする投資信託としては申し分ない数字です。一方、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しているため、分散性には優れず、シャープレシオや標準偏差は若干懸念のある数字となっています。

運用方針は非常にオーソドックスで、良く言えばわかりやすい、悪く言えば特徴のない商品となっています。加えて、コストもかなり抑えられているため、投資の初心者に向いている投資信託であると言えます。

 

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