ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型)
ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型)(以下、ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型))は、ニッセイアセットマネジメント株式会社(委託会社)のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。
ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型)は、6つの資産(国内株式、国内債券、国内REIT、外国株式、外国債券、外国REIT)に投資する投資信託で、ベンチマークに6つの資産を代表する指数を合わせた(6資産)合成ベンチマークを採用しています。また、4つの資産の投資比率は基本的に均等です。そのため、投資対象の地域・国は、相対的に国内に偏ります。
6つの資産への投資は、6つのマザーファンド(ニッセイ・国内株式インデックス・マザーファンド、ニッセイ・国内債券インデックス・マザーファンド、ニッセイ・J-REITインデックス・マザーファンド、ニッセイ・外国株式インデックス・マザーファンド、ニッセイ・外国債券インデックス・マザーファンド、ニッセイ・先進国リートインデックス・マザーファンド)を通じて行います。6つのマザーファンドはすべてインデックスファンドであるため、ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型)もインデックス型の運用になります。
〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型)の交付目論見書(2023年2月21日)はこちら
〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・インデックス・バランスファンド(6資産均等型)の交付運用報告書(第5期:2022年11月21日)はこちら
基本情報
単位型・追加型 | 追加型 |
投資対象地域 | 内外・グローバル(日本を含む) |
投資対象資産 | 資産複合 |
補足分類 | インデックス型 |
投資形態 | ファミリーファンド |
設定日 | 2017年10月31日 |
決済日 | 毎年11月20日(休業日の場合は翌営業日) |
収益配分 | 年1回 |
為替ヘッジ | なし |
信託期間 | 無制限 |
NISA | 一般・つみたて |
手数料
購入時手数料 | なし(ノーロード) |
信託財産留保額 | なし |
運用管理費用(信託報酬) | 日々の純資産総額に年率0.1749%(税抜:年率0.1590%)以内をかけた額 |
ファンドの目的
投資対象の異なる6つのマザーファンドを主要投資対象とし、実質的に国内外の株式、債券、不動産投資信託(REIT)市場の動きに連動する投資成果を目指して運用を行う。
特色①
国内外の株式・債券・不動産投資信託(REIT)に分散投資を行う。
東証株価指数(TOPIX) 東京証券取引所市場第一部に上場しているすべての日本企業(国内の普通株式の全銘柄)を対象とした株式指数です。昭和43年(1968年)1月4日の時価総額を100として、その後の時価総額を指数化したものです。 |
NOMURA-BPI総合 野村証券が算出する日本の公社債の流通市場の動向を表す指数です。インカムゲインを考慮した時価総額加重平均で算出します。 |
東証REIT指数 東京証券取引所が算出する東京証券取引所に上場している不動産投資信託(REIT)の全銘柄を対象にした指数です。時価総額に応じた組み入れ比率になるように算出しています。 |
MSCI コクサイ・インデックス Morgan Stanley Capital International(MSCI)社が算出する外国株式の株価指数です。日本を除く先進国22か国の大型株と中型株で構成されています。浮動株(市場で流通・売買されている動きのある株式)ベースの時価総額加重平均で算出しています。 |
FTSE 世界国債インデックス City Group Index社が算出する先進国の国債の流通市場の動向を表す指数です。もともとはCity 世界国債インデックスと呼ばれていました。 |
S&P 先進国REITインデックス S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出する先進国の不動産投資信託(REIT)の動向を表す指数です。REIT市場がある先進国のうち、時価総額や流動性などの基準を満たす銘柄を基準とした時価総額加重平均で算出しています。 |
特色②
6つの資産への投資割合は均等を基本とする。
基本投資割合
特色③
購入時および換金時の手数料は無料である。
取り扱い証券会社
SBI証券 | 取り扱い:〇 |
楽天証券 | 取り扱い:〇 |
松井証券 | 取り扱い:〇 |
SMBC日興証券 | 取り扱い:〇 |
マネックス証券 | 取り扱い:〇 |
運用実績(2022年11月末日時点)
設定からの期間 | 5年(2017年10月31日~) |
基準価額の増減 | 10,000円⇒13,593円:3,593円 |
トータルリターン | 33.37%(2023年3月31日) |
純資産総額 | 16.0億円 |
分配金実績 | 発生していない(累計0円) |
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率) | 2020年:(1.6%)・(1.5%) 2021年:22.2%・22.5% 2022年:(0.2%)・0.2% |
収益率 | 2018年:(4.8%) 2019年:16.5% 2020年:0.7% 2021年:19.7% 2022年:(1.4%) |
当サイトの評価
項目 | 数値 | 評価 |
純資産総額 | 16.0億円 (2022.11.末) | ☆☆(Very Bad) |
資産の流入出 | 2020年:194百万円 2021年:496百万円 2022年:459百万円 | ☆☆☆(Bad) |
トータルリターン | 3年:10.82% 5年:6.23% 設定来:5.46% | ☆☆☆☆(Normal) |
騰落率 | 1年:(0.2%) 3年:20.4% | ☆☆☆(Bad) |
信託報酬 | 0.1749%(税込) | ☆☆☆☆☆☆(Very Good) |
ベンチマークとの乖離 | マイナス0.3ポイント | ☆☆☆☆☆(Best) |
シャープレシオ | 3年:1.13 5年:0.64 設定来:0.57 | ☆☆☆☆☆☆(Very Good) |
標準偏差 | 3年:9.53 5年:10.28 設定来:10.03 | ☆☆☆☆☆(Slightly Small) |
評価コメント
- 基準価額:世界のの株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期13,641円から当期13,619円(前年比-22円)に下落しました。
- 純資産総額:10億円程度の小規模ファンドです。
- 資産の流入出:3年連続で資産が流入しています。ただし、流入額は微々たるものです。
- トータルリターン:(直近3年間の)年率10.82%。安定したリターンが期待できます。
- 信託報酬:税込み0.1749%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
- ベンチマークとの乖離:ベンチマークである合成ベンチマークとほぼ一致しています。
- シャープレシオ:リスクに対するリターンは大きいです。
- 標準偏差:基準価額のブレ幅はやや小さいです。