ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド

 

 

ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド(以下、ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド)は、ニッセイアセットマネジメント株式会社のファミリーファンド方式のインデックスファンドです。

ニッセイ・JPX日経400インデックスファンドは、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにJPX日経インデックス400(JPX日経400)を採用しています。そのため、資本の有効活用や投資家を意識した経営観点を持った企業を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(ニッセイ・JPX日経400インデックス・マザーファンド)を通じて行います。ニッセイ・JPX日経400インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、ニッセイ・JPX日経400インデックスファンドもインデックス型の運用になります。

 

〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンドの交付目論見書(2023年2月21日)はこちら

〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンドの交付運用報告書(第8期:2022年11月21日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2015年1月29日
決済日毎年11月20日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無制限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.2145%(税抜:年率0.1950%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

ニッセイ・JPX日経400インデックス・マザーファンドを通じて、実質的に国内の証券取引所上場株式に投資することにより、JPX日経インデックス400(JPX日経400)(配当込み)の動きに連動する成果を目標に運用を行う。

 

特色①

国内の金融商品取引所に上場している株式に投資することにより、JPX日経インデックス400(JPX日経400)(配当込み)の動きに連動する投資成果を目指す。

JPX日経インデックス400(JPX日経400)
日本取引所グループ(JPX)が中心となって算出する日本の株式の株価指数です。東京証券取引所の上場する全銘柄の中から、資本の効率的活用や投資家を意識した経営観点など、グローバルな投資基準にもともめられる諸要件を満たした400銘柄を選定しています。

組み入れ上位銘柄

 

特色②

購入時および換金時の手数料は無料である。

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:〇

 

運用実績(2022年11月末日時点)

設定からの期間8年(2015年1月29日~)
基準価額の増減10,000円⇒15,839円:5,839円
トータルリターン(設定来)61.90%(2023年3月31日)
純資産総額47.0億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年:5.7%・6.1%
2021年:20.1%・20.4%
2022年:(1.1%)(0.8%)
収益率2018年:(16.0%)
2019年:18.3%
2020年:8.5%
2021年:12.1%
2022年:1.9%
〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド:交付目論見書より
〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額57.0億円(2022.11.末)☆☆☆(Bad)
資産の流入出2022年:838百万円
2021年:1,934百万円
2022年:1,269百万円
☆☆☆☆(Normal)
トータルリターン3年:15.25%
5年:5.76%
設定来:6.08%
☆☆☆☆☆(Good)
騰落率1年:(1.1%)
3年:24.7%
☆☆☆(Bad)
信託報酬0.2145%(税込)☆☆☆☆☆(Good)
ベンチマークとの乖離マイナス0.3ポイント☆☆☆☆☆(Best)
シャープレシオ3年:1.09
5年:0.44
設定来:0.47
☆☆☆☆☆☆(Very Good)
標準偏差3年:13.95
5年:15.29
設定来:15.44
☆☆☆☆(Middle)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が下落したことなどがマイナスに寄与しました。結果、前期15,920円から当期15,751円(前年比-169円)に上昇しました。
  • 純資産総額:50億円程度の小規模ファンドです。
  • 資産の流入出:3年連続で資産が流入しています。
  • トータルリターン:(直近3年間の)年率15.25%。大きなリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.2145%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:ベンチマークであるJPX日経インデックス400(JPX日経400)とほぼ一致しています。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンは小さいです。
  • 標準偏差:基準価額のブレ幅は平均的です。

 

総評

ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド(以下、ニッセイ・JPX日経400インデックスファンド)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークにJPX日経インデックス400(JPX日経400)を採用しています。そのため、資本の有効活用や投資家を意識した経営観点を持った企業を中心にポートフォリオを構築しています。

国内株式の市場は、期初より下落する場面もありましたが、2021年12月末にかけては反発しました。2022年1月から3月にかけては下落しましたが、3月にかけては上昇しました。2022年4月以降は下落する展開となりました。2022年5月以降は上昇しましたが、6月以降は下落しました。2022年7月以降は上昇しましたが、8月以降は下落しました。2022年10月から期末にかけては上昇基調となりました。

当ファンドのベンチマークであるJPX日経インデックス400(JPX日経400)は、東証株価指数(TOPIX)と同じように東京証券取引所の全銘柄を対象とした指数ですが、実際の組み入れ銘柄は東証株価指数(TOPIX)とは全く異なります。東証株価指数(TOPIX)が実績を伴った巨大企業の組み入れ比率が大きいのに対し、JPX日経インデックス400(JPX日経400)は経営戦略などを加味したグローバル企業の組み入れ比率が多くなっています。組み入れ銘柄の選定に労力がかかる分、日経平均株価(日経225)や東証株価指数(TOPIX)を採用した投資信託よりも、JPX日経インデックス400(JPX日経400)を採用した投資信託の方が信託報酬が大きくなる傾向にあります。

運用成績は、可もなく不可もなくといったところです。リスクは小さく、国内のあらゆる分野の銘柄に分散投資できていますが、資産の動きは少ないといったところです。ただし、直近3年間の年率は15%を超えており、国内の株式を投資対象とした投資信託の中でも大きなリターンが期待できるかもしれません。ベンチマークであるJPX日経インデックス400(JPX日経400)自体の信頼度もあまり高くないため、今後も急激に資産が流入するとも考えられません。

 

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