東京海上-東京海上・日経225インデックスファンド

 

 

東京海上-東京海上・日経225インデックスファンド(以下、東京海上・日経225インデックスファンド)は、東京海上アセットマネジメント株式会社(委託会社)のマザーファンド方式のインデックスファンドです。

東京海上・日経225インデックスファンドは、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

国内の株式への投資は、1つのマザーファンド(東京海上・日経225インデックス・マザーファンド)を通じて行います。東京海上・日経225インデックス・マザーファンドはインデックスファンドであるため、東京海上・日経225インデックスファンドもインデックス型の運用になります。

 

東京海上・日経225インデックスファンドの交付目論見書(2022年11月5日)はこちら

東京海上・日経225インデックスファンドの交付運用報告書(第6期:2022年8月8日)はこちら

 


 

基本情報

単位型・追加型追加型
投資対象地域国内・日本
投資対象資産株式
補足分類インデックス型
投資形態ファミリーファンド
設定日2016年10月27日
決済日毎年8月6日(休業日の場合は翌営業日)
収益配分年1回
為替ヘッジ
信託期間無制限
NISA一般・つみたて

 

手数料

購入時手数料なし(ノーロード)
信託財産留保額なし
運用管理費用(信託報酬)日々の純資産総額に年率0.2475%(税抜:年率0.2250%)以内をかけた額

 

ファンドの目的

日経平均株価(日経225)に連動する投資成果の達成を目標として運用を行う。

 

特色①

主に、日経平均株価(日経225)に採用されている銘柄に投資する。

 

特色②

日経平均株価(日経225)に連動する投資成果の達成を目標とする。

日経平均株価(日経225)
日本経済新聞社が算出する日本株式の株価指数です。東京証券取引所第一部に上場する約2,000銘柄のうち、市場流動性の高い225銘柄を選出し、その平均株価を指数としています。

上位組み入れ銘柄

 

取り扱い証券会社

SBI証券取り扱い:〇
楽天証券取り扱い:〇
松井証券取り扱い:〇
SMBC日興証券取り扱い:〇
マネックス証券取り扱い:✕

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運用実績(2022年8月31日時点)

設定からの期間6年(2016年10月27日~)
基準価額の増減10,000円⇒17,595円:△7,595円
トータルリターン△74.23%(2022年10月31日)
純資産総額69.8億円
分配金実績発生していない(累計0円)
騰落率(基準価額:ベンチマーク騰落率)2020年△10.8%・△8.9%
2021年△25.5%・△24.1%
2022年△3.2%・△1.5%
収益率2018年▲10.7%
2019年△20.4%
2020年△17.7%
2021年△6.1%
2022年▲1.5%
東京海上・日経225インデックスファンド:交付目論見書より
東京海上・日経225インデックスファンド:交付目論見書より

 


 

当サイトの評価

項目数値評価
純資産総額69.8億円(2022.10.31)☆☆☆☆(Normal)
資産の流入出2021年:△1,321百万円
2020年:△793百万円
2019年:△773百万円
☆☆☆☆(Normal)
トータルリターン直近3年:△7.99%
全期間:△74.23%
期間割:△12.37%
☆☆☆☆(Normal)
騰落率直近3年:△25.74%
信託報酬0.2475%(税込)☆☆☆☆☆(Good)
ベンチマークとの乖離2022年:プラス1.7ポイント☆☆☆☆☆(Good)
シャープレシオ直近3年:0.45☆☆☆(Bad)
標準偏差直近3年:17.69☆☆☆(Slightly Large)

 

評価コメント

  • 基準価額:国内の株式市場が上昇したことなどが寄与しました。結果、前期17,135円から当期17,687円(前年比552円)に上昇しました。
  • 純資産総額:50億円超の中堅ファンドです。
  • 資産の流出入:3年連続で資産が流入しています。
  • トータルリターン:平均年率12.37%。目に見えるリターンが期待できます。
  • 信託報酬:税込み0.2475%。インデックスファンドの中でも低コストの部類に入ります。
  • ベンチマークとの乖離:当期の基準価額の騰落率は、ベンチマークである日経平均株価(日経225)を1.7%上回りました。
  • シャープレシオ:リスクに対するリターンはやや小さいです。
  • 標準偏差:ブレ幅はやや大きいです。

 

総評

東京海上-東京海上・日経225インデックスファンド(以下、東京海上・日経225インデックスファンド)は、国内の株式に投資する投資信託で、ベンチマークに日経平均株価(日経225)を採用しています。そのため、国内の株価の高い銘柄を中心にポートフォリオを構築しています。

当ファンドの投資対象である国内の株式は、期首から期中、米国の大統領選挙を巡る不確実性の低下や、新型コロナウイルスワクチンの良好な治験結果による、経済活動正常化への期待感の高まりを受けて、大幅に上昇しました。その後、良好な日米経済指標や各国の中央銀行による緩和的な金融政策の継続姿勢などが好感され、上昇する局面はあったものの、国内主要都市における新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都などで再び緊急事態宣言が発令されたことや、米国の長期金利の上昇とインフレーション進行への懸念が嫌気されたことから小幅に下落しました。期末にかけては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、利上げ開始時期が前倒しになるとの観測が強まったことや、緊急事態宣言の延長などが嫌気され、下落基調で推移しました。

運用成績は、総じて平均的な数字になっています。他の日経平均株価(日経225)をベンチマークとするインデックスファンドと比べると、目立った欠点はない一方で、特異な項目もありません。信託報酬については、低コストであると言い切れる数字です。ただし、「信託報酬0.1%台」という投資信託がそこまで珍しいものでなくなってきている現状からすると、税込み0.2475%という数字はやや割高に感じてしまうかもしれません。純資産総額は十分と言える数字ではありませんが、資産は順調に流入していますから、そこまで心配しなくてもいいでしょう。トータルリターンについても、国内の株式に投資する投資信託のボーダーラインである平均年率10%に届いています。

総じて平凡という評価が、当ファンドの短所でもあり長所でもあります。東京海上・日経225インデックスファンド単体で資産を運用していくというよりは、他の投資信託と組み合わせてポートフォリオを構築していった方がいいでしょう。

 

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