健康保険・厚生年金保険 資格取得・資格喪失等確認請求書

 

 

健康保険および厚生年金保険の被保険者や被保険者だった者が、被保険者の資格の取得および喪失の状況を確認しようとするときに作成する書類が、「健康保険・厚生年金保険 資格取得・資格喪失等確認請求書(以下、資格確認請求書)」です。

健康保険および厚生年金保険においては、「被保険者期間」が保険給付や年金の受給や、傷病手当金や年金の額に大きな影響を与えます。そのため、被保険者の資格の取得・喪失が不明な場合は、行政官庁に請求して確認しておいた方がいい場合もあります。

 

資格確認請求書の作成手順

 

それでは、資格確認請求書を一緒に作成していきましょう。

今回は、「株式会社 海洋メカニカル」の労働者である「鯱高砂一(しゃちたかすないち)」さんをモデルに進めていきます。

 

 

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提出日および申請者記入欄

①欄外右の日にちを記入するところには、本請求書を提出する日を記入します。

②氏名③現住所は、いずれもそのまま記入します。

④続柄は、申請者が被保険者本人である場合は「本人」と記入します。

⑤電話番号は、そのまま記入します。

 

確認の理由

確認を必要とする理由は、「国民健康保険の加入(脱退)手続き、その他」のいずれかのチェックボックスに✓を入れます。「その他」に✓が入った場合には(括弧)に具体的な理由を記入します。

 

被保険者記入欄

①氏名③現住所は、申請者と同一の場合は記入しなくて構いません。

②生年月日は、そのまま記入します。

④個人番号は、マイナンバーカードに記載されている12桁の番号を記入します。記入する際は必ず本人確認を行ってください。

井上とまと

マイナンバーで請求する場合は、マイナンバーカード(写し)も添付します。

⑤事業所名称⑥事業所所在地は、いずれもそのまま記入します。

*の付いた欄(保険者番号、事業所記号・番号、取得年月日、喪失年月日)はいずれも事業所に記入してもらいます。

 

被扶養者記入欄

①氏名②生年月日③続柄は、いずれもそのまま記入します。

*の付いた欄(認定年月日、解除年月日)はいずれも事業所に記入してもらいます。

 

委任者記入欄

申請者が被保険者および被扶養者以外である場合は、委任者が記入することも認めています。その場合は、委任者氏名、申請者との関係、現住所などを記入します。

 


 

以上で、資格確認請求書の作成が終わりました。

被保険者の資格の確認は、多くの人にとって関わりのないものですが、健康保険の被保険者から国民健康保険に切り替わる場合、またはその逆の場合に確認したりします。

井上とまと

要するに、サラリーマンから自営業、自営業からサラリーマンに切り替わるときに、被保険者の資格を確認したりします。

 

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